がん患者への適切な情報提供やコミュニケーションを考える特集です。背景にあるのは、ネット上の不適格な情報、または治療技術の進歩による多様な選択肢。医師と患者の橋渡しと看護師の役割も重要視されています。今号のピックアップトピックスは「医療の偏見を考える」「難病の啓発活動」など。
- 特集概要
- がん患者と情報~看護師が相談役に~
▼診断時から緩和ケアまで 緩和ケアリンクナースの役割
▼医師との関係 患者の「聞く力」も必要に
▼治療選択 同意と合意の違い
など。
- 今号のピックアップトピックス
- 医療の偏見を考える
医療の偏見を考える
社会に根深く残る偏見 教育も不十分
難病の啓発活動
支援者、当事者が発信する苦悩と希望
より身近な薬剤師へ
住民の健康管理や生活支援も
総合診療を学ぶ
専門医へつなぐ多角的視点を持つ医師の養成
- 継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (技術・療法)ポリープ判別 AIで高精度
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)高度医療特定病院19施設で違法残業勧告(養成・研修)男性看護師増加 女性患者「抵抗感」(技術・療法)ポリープ判別 AIで高精度など。
- 継続トピックス:病院運営、地域医療を支える、在宅医療、連携・ネットワーク、患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア、精神医療、医療倫理、救急医療
- (移植医療)海外臓器移植 保険給付対象に
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)院内でロボット・ペッパー活躍(地域医療を支える)老衰死多いほど医療費少なく
(在宅医療)人工透析患者 変わる生活
(患者・家族支援)横浜こどもホスピス 建設は亡き娘からの使命(移植医療)海外臓器移植 保険給付対象に(ターミナルケア・緩和ケア)延命治療判断チームで(精神医療)統合失調症治療 母の実例に学ぶ
(救急医療)誰も乗せない救急車 出勤の1割など。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政
- (医薬品)重症肝硬変治療治験
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)重症肝硬変治療治験 5年以内実用化目指す(医療行政)診療報酬1%引き下げ 4千億円削減効果など。
- 継続トピックス:医療安全、医薬品の安全、災害に備える
- (医薬品の安全)高齢者の多薬服用回避に国が指針
このジャンルの注目ヘッドライン(医療安全)看護師のミス・ニアミス経験8割 岡山県(医薬品の安全)高齢者の多薬服用回避に国が指針(災害に備える)災害時への医師搬送で優先タクシー 福岡県医師会など。