はじめに
ニホン・ミックは、全国新聞(朝日・産経・日経・毎日・読売)を含む、北海道から九州・沖縄までのブロック新聞、地方新聞85紙の新聞から「局面の今」をつかみ「これから」を読み取る日本最大級の新聞切り抜き情報誌を発刊しています。
新聞報道で「過去の潮流を探り」「大局面の今」をつかみ「これから」を読み取る日本で唯一、特別限定版のトップマガジンとも言えます。弊社は、新聞著作権を尊重し、新聞各社の許諾を得たうえで発行する日本最初で最大の企業です。
各新聞社が配信する各種報道記事を専門分野ごとに再構成・再構築し、より魅力ある誌面として提供します。
ニホン・ミックは、普遍的な情報誌である「切抜き速報シリーズ」「読み比べシリーズ」を一人でも多くの方に知っていただき、その魅力を感じていただきたいと思っております。
なお、発刊誌は予約購読システムによる読者限定部数の発行となっております。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
情報化時代における新聞の価値とは
新聞は、世界や全国、それぞれの地域の動きを素早く知ることができるメディアです。関連記事をまとめた「閲覧性」や職場や家庭で回し読みができる「回覧性」にも優れています。また、新聞社独自の見解を交えた解説記事は、我々に多くの知見を与えてくれます。必要な情報は、インターネットで手に入ることが多い現代社会ですが、それぞれの新聞社の知識や経験が凝縮された新聞記事の価値は、歴史と実績を積み重ねてきた新聞にしかないものなのです。
「記憶を記録に」新聞切抜き専門紙・切抜き速報シリーズの意味
ニホン・ミックの切抜き速報シリーズは、そうした新聞記事の知見を10の銘柄に分け、関心の高いテーマ毎に編集した冊子です。1970年に産声を上げ、以来、教育や福祉、医療の現場で役に立つ新聞記事をまとめてご提供することを使命に、毎月1度発刊しております。
日々のニュースは、あらゆるメディアを通じて私たちに届けられますが、人の記憶には限界があります。また、断片的に入ってくるニュースを頭の中で編集・整理することは、これだけ情報があふれた世界にいると、とても難しい作業となります。
私たちは、人々の記憶を記録に残す作業をお手伝いする意味においても、切抜き速報シリーズの企画を続けてまいります。
切抜き速報シリーズを見る
局面を知り、分析する力を養う読み比べシリーズ
切抜き速報シリーズで蓄積された新聞記事のなかで、時代の局面を読み取り、テーマ別の編集力を高めたものが、ニホン・ミックの「読み比べシリーズ」です。例えば、子どもの虐待、最高裁による教員等の君が代起立命令合憲記事、東日本大震災や阪神淡路大震災など、局面の「今」と「その時」を時代の局面を象徴し、読者の方々の関心の高いテーマを選択して、テーマ決定後、約2週間のスピードで特別編集、発刊しております。
記録といえども、情報量が膨大になると、ともすれば時代の局面となる重要なテーマを見落としがちになります。そこで、重要な局面をテーマとしてクローズアップし、全国85紙の新聞記事を適宜読み比べることで、そのテーマについて深く考え分析できる。それが読み比べシリーズなのです。
読み比べシリーズを見る
これからの私たちの使命
膨大な情報を分野毎に集め、記録に留める「切抜き速報シリーズ」と時代の局面を切り取り、考察・分析できる「読み比べシリーズ」。読者の方々には、このふたつのシリーズを併せてご活用いただくことで、今よりももっと、皆様の職場等において新たな知見を資料として手に入れ、創造的かつ現実的な発想を仕事に活かしていただくことが可能となります。
私たちは、新聞報道から読者が受ける"DPE"を大切にしています。それは「Development」(開発力)「Printing」(「今」を正確に伝える力)「Enlargement」(拡大する力)という3つの力です。時代が変わっても、この要素は私たちに常に求められるでしょう。私たちは、新聞記事の力を信じ、皆様に「今」と「これから」を伝えていきます。