昨年12月に行われた日露首脳会談。得られたのは、北方領土問題前進ではなく、医療や都市インフラといった従来の枠を超えた経済協力。他方で、領土問題を棚上げにし続けるロシアに対する不信感もあり、単純に交流を深めることには警戒の声もあります。今号のピックアップトピックスは「生前退位論議」「真珠湾訪問」など。
※今号では、本年1月16日発刊の「社説・論説読み比べ2016大晦日&2017元日版」の追録も掲載しています。
- 特集概要
- 日露経済協力~それぞれの期待と懸念~
▼経済協力は8項目 単純に喜べない理由
▼民間が腰が引ける投資 投資の主役は国際協力銀行
▼「経済協力は賛成 でも領土は返さない」北方領土ロシア住民の声
など。
- 今号のピックアップトピックス
- 生前退位論議
生前退位論議
特例法か恒久法か 天皇退位に伴う論点
真珠湾訪問
オバマ広島訪問の次 和解の象徴再び
基地と沖縄
政府と対立する沖縄県 歴史的背景を知る
IT化する自動車
技術開発に不可欠な安全担保と法的議論
仮想通貨が身近に
政府や中央銀行が支配できない通貨の誕生も予期
観光立国を目指して
多言語対応や宿泊施設などインバウンド対応のいま
- 継続トピックス:国際、政治、憲法・司法
- (政治)選挙事務のミス増加
このジャンルの注目ヘッドライン(国際)核廃絶の道険しく 小型化で突発性の危険増大(政治)選挙事務のミス増加 防止策は?(憲法・司法)18歳選挙権で加熱する成人年齢引き下げ議論など。
- 継続トピックス:経済、資源、予算・税金、産業
- (経済)雇用240万人減
このジャンルの注目ヘッドライン(経済)雇用240万人減 AI普及で 三菱総研試算など。(資源)太陽光発電事業 買い取り価格下落で業者の収益圧迫(産業)「成功のもと」化学大手企業が失敗データDB化(情報・通信)進まぬマイナンバーカードの交付