がんの告知や緩和ケアなど、医師や看護師などの医療スタッフが患者の病気とどう向き合い、患者の痛みや悩みに寄り添っていけるかを特集、関連記事12本を収録しました。医術的治療だけでなく、患者のこころに寄り添ったケアがいま、医療現場に求められています。注目記事は「特定看護師と医療の質」「薬副作用の公的救済制度」など。
- 特集概要とタイトル抽出
- 寄り添う対話術
がん告知にかかる北海道の実態調査、岡山市で開かれた日本サイコオンコロジー学会のがん告知にかかるコミュニケーション研修、宮崎県で始まった拠点病院の相談窓口設置の記事など、患者のこころのケアに医療がどうう向き合うかを考えることができます。タイトル一例▽道、がん告知を調査(12.26・北海道)▽がん患者にどう伝える(11.13・山陽)▽緩和ケアチームに僧侶(12.5・中国)▽揺れる心に寄り添う(11.15・中日)
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療総合=医療従事者(21)
- (医療総合)学会に否定され続けた医学博士・千島喜久男さんの生涯
このジャンルの注目ヘッドライン◎患者にも無言の励まし 左手不自由を努力でカバーする鹿児島市立病院・宮内栄治医師◎「腸が血をつくる」「西洋医学と東洋医学の統合医学を実践」学会に否定され続けた医学博士・千島喜久男さんの生涯を振り返ります。◎医学部新設認可で、医師不足は解消できる?「定員増で十分」とする慎重派と推進派の意見を分析します。
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療総合=医療技術(12)
- (医療技術)心臓の「低侵襲手術」早期回復、美容にも効果
このジャンルの注目ヘッドライン◎切開小さく、早期回復・美容にも効果 心臓の「低侵襲手術」に注目が集まっています。◎脳卒中リハビリ 患者の意思と治療者の刺激を組み合わせた「促進反復療法」の効果に期待がかかります。◎心停止患者の命救済に道 蘇生因子・脳の局所的飽和度測定が役立つことが発見されました。
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療総合=医療倫理(16)
- (医療倫理)乳幼児の臓器移植の代替手段「区域移植」「幹細胞利用」
このジャンルの注目ヘッドライン◎腎臓移植 配偶者間の提供が増加 血液型の障壁クリアなどの技術進歩で◎乳幼児の臓器移植の代替手段「区域移植」「幹細胞利用」の治療法に岡山大が取り組んでいます。◎パソコンソフトで虐待認定 横浜市の小児科医院で試験導入され、保育・教育機関から注目が集まっています。
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療総合=病院関連(15・連載含む)患者関連(13・連載含む)
- (病院・患者)がん専任栄養士によるレシピ集が出版されました
このジャンルの注目ヘッドライン◎全国初の「がん専任栄養士」設置の島根大学医学部付属病院が、レシピ集を出版しました。◎患者への「もてなし力」向上へ JA長野厚生連が、病院の窓口担当者への研修を始めました。◎中国地方で、不妊治療女性の利用件数5年間で3倍以上 不妊治療最前線取材記事が掲載されています。
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療総合=医療費・保険(9)医療行政(9)医薬品(12)
- (医療行政)生活保護受給者の毎日通院 病院側の囲い込み問題が浮上
このジャンルの注目ヘッドライン◎保健きかず高額治療 不育症に助成する自治体が増加。少子化や定住促進にも効果が期待されています。◎診療報酬ほぼ据え置き決定へ 技術・介護部分引き上げ、薬価部分は引き下げとなりました。◎生活保護者、毎日のように病院通い 病院側の受給者囲い込みが問題化しています。
- 医療と安全管理総集版ジャンル:医療安全管理
- (医療安全管理)子どもの死、予防へ登録制度 日本小児学会が開始
このジャンルの注目ヘッドライン◎体外受精時の培養液に化学物質 受精卵や胎児への影響が懸念されています。◎子どもの死、予防のため登録制度を開始 日本小児学会が京都府などでモデル事業を開始します。◎原発事故発生後、3月に50人のお年寄りが死亡 福島県・双葉病院で何が起きていいたのかを検証します。