大隈良典・東京工大栄誉教授が「オートファジー(自食作用)」で今年のノーベル医学生理学賞に輝きました。日本人25人目、日本人が受賞するのは3年連続ですが、大隈氏は同時に「長期的展望で研究が難しくなった」と研究環境の不備を指摘。オートファジーとは?大隈氏の人柄、研究環境の変化など、関連記事を収録しました。今号のピックアップトピックスは「イグ・ノーベル賞」「サイバー攻撃を防げ」など。
- 特集概要
- ノーベル賞~オートファジーと研究環境
▼「人のやらないことをやりたかった」大隈氏の気概
▼オートファジーとは?
▼実用重視の国方針 危ぶまれる基礎研究の知
など。
- 今号のピックアップトピックス
- イグ・ノーベル賞
イグ・ノーベル賞
天橋立「股のぞき」研究でイグ・ノーベル賞
サイバー攻撃を防げ
東京五輪に向け官民一体の防御策
バイオミメティクス
生物模倣 革新的製品を生み出すか
沖縄と考古学研究
海洋国家と豊かな文化 奥深い沖縄の魅力
- 自然、環境、生物、宇宙、地球
- (生物)バイオセンサー
このジャンルの注目ヘッドライン
(自然)温暖化対策 予防から「適応」型に
(環境)再生プラ使用車に割引方針 環境省
(生物)バイオセンサー 医療や科学捜査に
(宇宙)木星の衛星から水反応 生物の可能性は?
(地球・地震)地球規模の海洋観測「アルゴ計画」新段階に
など。
- 原子力、エネルギー、宇宙開発
- (エネルギー)小水力発電で月400万円の利益
このジャンルの注目ヘッドライン
(原子力)夢のつづき?もんじゅに変わる高速炉 政府開発方針
(エネルギー)小水力発電で月400万円の利益 和歌山有田川町
など。
- 技術、ものづくり、科学者、ライフサイエンス
- (ものづくり)特許新拠点大阪に
このジャンルの注目ヘッドライン
(技術)恋の悩み 相談相手はAI
(ものづくり)特許新拠点大阪に ものづくり都市復権なるか
(科学者)透明マント開発 稲見昌彦東大教授
(ライフサイエンス)不遇な環境 自然に反応 東大グループ研究
(数学)日経 数学者列伝
など。