4月17日、学力テストが2年ぶりに実施され、参加率は8割を超えました。今回の学力テストは、論理的思考力を問う設問が数多く出題され、生活への応用力を問う傾向が見られたと記事は伝えます。学力テストの参加是非、意義や傾向をまとめ、また考える力養成のために学校教育現場で行われる授業の様子など、関連記事23本を収録しました。注目記事は「離島の高校 いける」「説明力鍛える 図形証明問題」など。
- 特集概要とタイトル抽出
- 考える力と学力
学力テストの都道府県別参加率、学力テスト教科別出題の狙い、参加是非を問う各紙社説、生活力への応用、論理的思考の養成、理科離れやPISAへの対応考慮など、今回の学力テストについての関連記事のほか、学校教育現場で行われる「考える力」養成の取組みなどをまとめました。タイトル一例▽学テ 2年ぶり実施(4.17・毎日)▽授業改善に積極活用(4.18・毎日)▽【主張】全国学力テスト「全員参加」になぜ戻さぬ(4.23・産経)▽生活への応用力 重視(4.18・朝日)▽「編集する力」求められる現代(4.19・信濃毎日)
- 教育版ジャンル:地域の教育行政と教員人事(計27本)=教育委員会(12)教員人事(7)地域と教育(8)
- (教育行政と教員人事)富山県 教員確保に様々な取組みが行われています。
このジャンルの注目ヘッドライン◎各校まかせ転換 広島県教委で平和学習が初めて体系化されます。◎定年退職大幅増の富山県で、志願者確保に受験者目線の導入 一方で地方の志願者確保に課題も残しています。◎地域活性化に子どもの力 山村留学などの子どもと地域の交流から互いの成長を考えます。
- 教育版ジャンル:教育と子どもに関する話題(計29本)=子どもと若者のいま(3)親子関係(11・連載含む)教育の国際化(3)教育費(6)教育を考える(6)
- (教育の話題)子どもの「リビング学習効果」を分析しています
このジャンルの注目ヘッドライン◎日本の高校生 米中韓より、内向き志向深刻 財団法人日本青年研究所・海外留学調査で明らかになりました。◎群馬県警調査 中高生「絆大切・・・でもコミュニケーションは苦手」の実態が浮かび上がりました。◎家族と一緒 かえって集中 子どもの「リビング学習効果」を分析しています。◎50代の年収低下 親の教育費負担の限界と公費負担の役割を考えます。
- 教育版ジャンル:学校経営・学校評価(計25本)=学校の方針・教育目標(15)学校施設・設備(2)僻地・小規模校(5)家庭との連携(3)
- (学校経営・学校評価)生徒流出の常識を覆す、離島・隠岐島前高校の取組み
このジャンルの注目ヘッドライン◎会議の議論を「仕分け」で教職員の負担軽減、生徒との接する時間を確保 職員会議回数年9回の小学校を紹介します。◎学校農園開放、メニュー開発・販売など 伝統野菜テーマに地域の商店街と小学校が連携しています。◎離島からの流出防止に加え、都会からの留学も 島根県隠岐の隠岐島前高校の取組みを紹介します。
- 教育版ジャンル:安全・安心な学校づくり(計20本)=学校安全(13)安全教育(7)
- (学校安全・安全教育)防犯ボランティアに大学生が積極的に取り組んでいます
このジャンルの注目ヘッドライン◎児童10人死傷 亀岡・交通事故契機 通学路安全チェック、人的資源投下など各地で通学安全対策が勧められています。◎防犯ボランティア 大学生が意欲 将来の「再登板」にも期待がかかります。◎DVD、ガイドブック・・・防災教育活用に各地の取組みを紹介します。
- 教育版ジャンル:教職員(19)=管理職(3)教師(16)
- 「授業遅れている」ベネッセの調査に公立小1100人が回答しました
このジャンルの注目ヘッドライン◎教員の多忙化軽減目的 事務の仕分けに文科省が着手します。◎国語4割、算数3割弱 新学習指導要領導入後「授業遅れている」ベネッセの調査に公立小1100人が回答しました。◎大阪維新の会の管理統制に嫌気?教員志望者が大阪を敬遠しているとみる記事を紹介しています。
- 教育版ジャンル:生徒指導(計19本)=問題行動(4)いじめ・自殺(3)不登校(5)特別支援教育(4)など
- (生徒指導)ソーシャルゲームの高額請求が問題になっています
このジャンルの注目ヘッドライン◎賭博性の指摘も法規制なし ソーシャルゲームの高額請求が問題になっています。◎関係者は「一歩前進」。不登校の子ども通うフリースクールに、北海道が初めて助成金を出します。◎感性を磨く、勉強の補助をする・・・iPadなどデジタル機器が障害児教育の可能性を広げています。
- 教育版ジャンル:学習指導・学校教育
- (学校教育)説明能力鍛える図形証明問題 社会人にも注目されています
このジャンルの注目ヘッドライン◎スタートした小学校の英語学習に、現場の戸惑いの声 対応策などの記事紹介します。◎「社会人や大学生も、ぜひ読んで」説明能力鍛える図形証明問題をまとめた「新体系・中学数学の教科書」を、桜美林大教授・芹沢光雄さんが出しました。◎金融、株など経済の仕組みとお金の役割 子どもたちに教える取組みまとめた連載記事紹介しています。