介護離職ゼロに向け特養の大幅な増設方針を打ち出した政府。しかしこの方針に、財源や人手不足の観点から疑問の声が出ています。地域包括ケアとの整合性も課題になりそう。また、ハコモノに頼った施設運営の限界も見えてきています。ピックアップトピックスは「成年後見制度15年」「始まるマイナンバー」など。
- 特集概要
- 特養増設の波紋~今求められる介護~
▼政府の特養増設方針に早くも疑問の声
▼特養待機者ニーズに陰り?背景に有料老人ホーム人気
▼成長産業のはずなのに 介護業界に倒産が増えている
など。
全国85紙の新聞記事から福祉の「今」を読み解く!このジャンルに興味をお持ちの方はこちらもお薦めです。
- 今号のピックアップトピックス
- 成年後見制度15年
成年後見制度15年
地域ぐるみや法人の後見システム各地で
始まるマイナンバー
情報漏洩や詐欺やっぱり不安 取扱いも要注意
歩いて介護予防
正しい歩き方で健康に加齢を
老人クラブの今
地域に欠かせない 読売連載「シニアの力」
- 継続トピックス:健康と医療、高齢者の安全、認知症、高齢者の人権
- (高齢者の安全)三輪自転車のススメ
このジャンルの注目ヘッドライン(健康と医療)オメガ3脂肪酸豊富な油 高齢者に人気
(高齢者の安全)転倒防止へ 三輪自転車のススメ(認知症)認知症薬 適量処方へ見直しの声 症状悪化の場合も(高齢者の人権)施設内の虐待増 それでも実証困難な場合多くなど。
- 継続トピックス:社会保障と行政、介護予防、介護サービス、ターミナルケア
- (社会保障と行政)年金格差拡大
このジャンルの注目ヘッドライン
(社会保障と行政)年金格差拡大 70歳代は負担額の5.2倍(介護サービス)手厚いケアでほぼ全員が介護度を改善 特養「輪島荘」など。
- 継続トピックス:介護従事者、家族介護者、地域で支える、福祉機器
- (介護従事者)腰痛職員激減
このジャンルの注目ヘッドライン
(介護従事者)鳥取市の特養「いなば幸明苑」腰痛職員激減の秘密
(家族介護者)親の世話する意識 日米韓中高校生意識調査で日本最低(地域で支える)高齢者のごみ出しを地域でサポート(災害に備える)災害時の在宅ケアテーマにシンポ 先駆者の意思を継ぐなど。