阪神淡路大震災から20年が経過し、災害医療を考える特集です。当時の医療現場の対応を振りると、いまでは救えた命の可能性も。現場スタッフはそこで何を学び、どう生かしたのか、また行政や各種専門機関との連携、災害医療に関するITはどう進んだのかなど、災害医療のいまについても特集します。ピックアップトピックスは「臓器提供の思い」「医師不足と偏在」など。
- 特集概要
- 災害医療の20年~阪神淡路大震災の教訓から~
▼京都新聞「ずっと忘れない 阪神淡路大震災20年」▼73歳で亡くなった「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」理事長・黒田裕子さんの行動と思い▼この地震から生まれた考え 関連死どう防ぐ
- 今号のピックアップトピックス
- 臓器提供の思い
臓器提供の思い心臓移植待ちの6才少女脳死で臓器提供 移植の壁と闘った両親が訴えたかったこと医師不足と偏在専門医不足や絶対的数の不足 医師の確保に地方の工夫は?過ちから学ぶことハンセン病、薬害エイズ、医業癒着など反省をどう生かす?100歳まで元気で足腰丈夫で100歳まで 富田センセイの「医のココロ」
- 継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (医療従事者)胚培養士の仕事
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)不妊治療の陰の立役者 胚培養士の仕事 静岡新聞連載(養成・研修)へき地、離島でも都市と同水準医療目指す 医療従者のためのネット中継 札幌医大ら(技術・療法)難病FAP(家族性アミロイド・ポリニューロパチー)への遺伝子治療 信大が国際臨床試験に参加など。
- 継続トピックス:病院運営、連携・ネットワーク、患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア、医療倫理、救急医療
- (病院運営)地域包括ケア病棟とは
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)大病院から地域へ 患者の中間拠点となる地域包括ケア病棟とは(地域医療を支える)医師不足で例外対応 紹介状なくても基幹病院受信可能に 新潟県魚沼(在宅医療)訪問介護 医療技術・知識習得で広範・専門性が要求される実態(患者・家族支援)読売「介護・看病負担アンケート」(ターミナルケア・緩和ケア)延命より痛みの緩和 ニーズ変わる終末期医療(医療倫理)受精卵診断 流産繰り返す人には朗報(救急医療)対応する小児科医が高齢化 33年続いてきた小児夜間救急医療・熊本モデルが存続危機など。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政・人事
- (医薬品)成人T細胞白血病(ATL)への新抗体
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)成人T細胞白血病(ATL)への新抗体 宮崎大らが開発(医療行政・人事)医療保険制度改革骨子 2018年度までのフローなど。
- 継続トピックス:医療安全、災害に備える
- (災害に備える)被災地へ医薬品迅速空輸
このジャンルの注目ヘッドライン(医療安全)院内インフルエンザ集団感染 拡大を防ぐには(医薬品・技術の安全)糖尿病新薬で10人死亡?当初想定していない事例も(災害に備える)医薬大手卸・メディセオが被災地へ医薬品迅速空輸の仕組み構築など。