福島第一原発事故以来、多方面で進む研究技術開発を特集しました。廃炉作業にロボット導入、放射能を減らす核変換の研究本格化、廃炉技術、核のゴミ問題が一例。未曽有の放射能汚染事故を契機に進む科学技術の進展を追います。ピックアップトピックスは「研究倫理を考える」「世界のサイバー防衛」など。
- 特集概要
- 原発事故との闘い~科学技術で挑む~
▼放射能物質の発見・回収に新技術 汚染減退技術は遅れ気味▼廃炉作業にロボット 水漏れ箇所発見と屋内補修に期待▼放射能の半減期と毒性減らす新技術「核変換」の研究本格化▼再生可能エネルギー 国内で無尽蔵なのは地熱など。全国85紙の新聞記事から科学の「今」を読み解く!科学と環境版に関心のある方はこちらもお薦めです。
- 今号のピックアップトピックス
- 研究倫理を考える
研究倫理を考える日本の自然科学研究の殿堂・理研でまさか STAP細胞を取り巻く疑念を検証世界のサイバー防衛IT社会を末路に追い込むサイバーテロ 先進・イスラエルや事業の柱に据えるIBM活火山「富士」避難民想定47万人 富士山の噴火現実度にいま注目味覚の不思議味の不思議 日経「上」「下」記事
- 継続トピックス:自然、生物、宇宙、地球
- (地球)地球活動の原動力「マントル」の謎に挑む
このジャンルの注目ヘッドライン(自然)関東・甲信の大雪 南岸低気圧と寒気が影響(生物)祖先はオオカミも発生地は諸説ある 犬の起源を探ってみる(宇宙)星の爆発 飛び散った残骸は非対称 理研が発表(地球)地球活動の原動力「マントル」の謎に挑む 探査船「ちきゅう」など。
- 継続トピックス:地震、エネルギー、宇宙開発、技術
- (エネルギー)環境にやさしいバイオマスエネルギーの可能性
このジャンルの注目ヘッドライン(地震)愛媛で震度5強も南海トラフとは無関係(エネルギー)2050年には最大4割にも 環境にやさしいバイオマスエネルギーの可能性(宇宙開発)小型化、低コストへの挑戦が続くロケット技術のいま(技術)ロボットで未来を開拓 筑波大(院)山海嘉之教授 連載記事など。
- 継続トピックス:ライフサイエンス、化学、数学、理科教育
- (数学)新定理が発見された素数
このジャンルの注目ヘッドライン(ライフサイエンス)実用段階に入った「無花粉」スギ 少花粉技術も進化(化学)大動脈解離を防ぐたんぱく質 久留米大が世界初の新発見(数学)60年前の理論が生きていた 新定理が発見された素数の目からうろこ(理科教育)ヒッグス粒子も身近になる?岡山光量子科学研究所が出前授業など。全国85紙の新聞記事から科学の「今」を読み解く!科学と環境版に関心のある方はこちらもお薦めです。