今年のノーベル自然科学3賞が決定、特に注目されるのが物理学賞を受賞した素粒子「ヒッグス粒子」です。素粒子に質量を与え、宇宙の成り立ちの謎解明にも貢献するというこの粒子発見には、日本の科学技術者・南部陽一郎米シカゴ大名誉教授、またはヒッグス粒子発見をした大型加速器「LHC」の存在など、日本の科学技術水準の高さがありました。ノーベル自然科学3賞の解説とともにご紹介します。ピックアップトピックスは「世界の原発事情」「北上する生産地」など。
- 特集概要
- ヒッグス粒子~ノーベル賞と日本の技術~
▼物理学、生理学・医学、化学 今年のノーベル自然科学3賞の価値を解説▼発見確定から半年と異例の速さ ヒッグス粒子は神の粒子▼当時は「評価されず」 ヒッグス博士の論文に助言したのは、理論物理学者・南部陽一郎さん▼発見に大きな力 大型加速器を生み出したのは日本のものづくり技術など。全国85紙の新聞記事から科学の「今」を読み解く!科学と環境版に関心のある方はこちらもお薦めです。
- 今号のピックアップトピックス
- 世界の原発事情
世界の原発事情廃炉技術、原発ゴミ処分場、代替エネルギーコスト・・・ドイツ、米国、ドイツの原発脱却への模索北上する生産地温暖化の影響か 気温、海水温上昇 果物、魚などの生産、捕獲地が北上中データサイエンティストビッグデータ解析でマーケティングが変わる 日経産業「記者がトライ」などを収録プラネタリウム知識と感動、プラネタリウムはエンターテイメント空間に 信濃毎日「プラネタリウムは劇空間」
- 継続トピックス:原子力、エネルギー、宇宙開発、技術、ものづくり、ライフサイエンス
- (エネルギー)漁業との共存も図る最新洋上風力発電
このジャンルの注目ヘッドライン(原子力)隠匿核物質の検出に効果「ミュー粒子」を英国が実用準備(エネルギー)技術の結晶 漁業との共存も図る最新洋上風力発電が福島沖で検証中(宇宙開発)2030年、火星へ有人飛行も計画中 キュリオシティも火星の謎続々解明中(技術)南アルプス越えも楽々 登坂性能大幅向上で実現するリニア新幹線の技術を解説(ものづくり)全ての自販機技術の元 自販機生みの親がITで地元貢献意欲など。
- 継続トピックス:ライフサイエンス、理科教育、科学ニュース
- (ライフサイエンス)体内時計停止で時差ボケ解消
このジャンルの注目ヘッドライン(ライフサイエンス)体内時計停止で時差ボケ解消 新薬開発に期待がかかる京大研究(理科教育)創りたい意欲創出 子ども時代から取組むプログラミング(科学ニュース)ロボコン世界一になった金沢工大 苦難の物語など。全国85紙の新聞記事から科学の「今」を読み解く!科学と環境版に関心のある方はこちらもお薦めです。