
認知症の高齢者が200万人を超えました。国は今年度から施策推進5か年計画「オレンジプラン」をスタート。施設から家庭への方向を打ち出しました。一方で、施設にも家庭にも居場所がない人が精神科に5万人の数字も。認知症への正しい理解を広めるととともに、予防と治療についても、読売新聞「認知症 予防と治療」連載記事などから探ります。ピックアップトピックスは「震災関連死」「セルフレグレクト」など。
- 特集概要
- 認知症を知ろう~地域で支えるために~
▼施設から家庭へ 国、在宅介護支援に力▼世界の事情、最新治療法の課題、生活習慣からの予防など。読売連載「認知症 予防と治療」▼地域で広げる認知症への理解 周知のためのマンガやフロー定めたマップづくりなど。
- 今号のピックアップトピックス
- 震災関連死
震災関連死34施設、震災前の死亡率と比べて2.4倍 心労、環境変化など影響かセルフレグレクト支援拒否 行政の手届かぬ場合も セルフレグレクトに「本人の意思尊重」はどこまで介護保険制度を考える持続可能な介護保険制度とは?池田省三龍谷大名誉教授の提言高齢者も楽しく食事流動食から、楽しく、おいしく 健康やいきがいも大切にし始めた変わる高齢者の食事
- 継続トピックス:健康と医療、高齢者の安全、高齢者の人権
- (健康と医療)高齢者の救急搬送増
このジャンルの注目ヘッドライン(健康と医療)高齢者の救急搬送増 無理な延命処置も増加で苦悩する医療現場(高齢者の安全)住宅、公共交通 身近な生活から高齢者をどう守るか(高齢者の人権)高齢者の財産守れ 市民後見人の養成や振り込め詐欺からの防御法など。
- 継続トピックス:社会保障と行政、介護予防、介護サービス、ターミナルケア
- (社会保障と行政)大都市圏で高齢化加速
このジャンルの注目ヘッドライン(社会保障と行政)大都市圏で高齢化加速 人口減も浮き彫り28万人(介護予防)市内9施設を介護予防の拠点に 高崎市「元気づくりステーション事業」(介護サービス)長崎市のグループホーム火災事故で避難方法の見直し各地で(ターミナルケア)マレーシア、オランダ・・・世界の終末期の実情 朝日「世界の老後」など。
- 継続トピックス:災害に備える、福祉機器
- (災害に備える)個別の避難計画が効果
このジャンルの注目ヘッドライン(災害に備える)個別の避難計画が効果 震度5強・南あわじの地震で確認(福祉機器)入居者の笑顔増やす会話ロボ 札幌の高齢者施設で効果など。