読書の大切さは誰もが認めるところ。しかし、香川県教委の調べでは、県内中高生の3割から4割が「読書数は1か月0冊」と回答。小学生時の読書週間が継続しない課題が浮き彫りになりました。特集では、公立小中学校で初めて導入された江戸川区の「読書科」、本の貸出数が右肩上がりの図書室の取組みなど、子ども達と本をつなげる先進事例などを紹介します。ピックアップトピックスは「衆議院選挙と教育」「TIMSS結果」など。
- 特集概要
- 本の輪を広げる~読書でコミュニケーション~
▼読みやすい「ラノベ」(ライトノベル)学校図書館で人気▼香川県教委調査 中高生の3割から4割「1か月0冊」▼どこでも読書 学校全体を図書館にした石川県能美市和気小▼兵庫・武庫小の図書貸出数は児童一人あたり年間50冊ペース▼朝日・連載「いま子どもたちは 本が好き」など。
- 今号のピックアップトピックス
- (TIMMS結果)小4算数・理科が過去最高点
衆議院選挙と教育高校生の模擬選挙、選挙に初めて臨む大学生、自分たちで考える政策 など。TIMMS結果脱ゆとりは果たせたか 2011年TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)で、小4算数・理科が過去最高点 生徒の関心高める教育の在り方など。いじめ意識の差「あいまい」いじめ意識 加害者も、調べる側も。文科省調査では「いじめ急増」就活解禁からみえるもの就活学生2極化の傾向 日経連載「働けない若者の危機」自立援助ホームの現実希望と葛藤を繰り返す自立援助ホームの子ども達廃校舎活用と地域観光利用や福祉施設に 地域再生のツールにも使われる廃校活用事例
- (継続トピックス)教師力をあげるために、教員の健康と労働、理想の学校を求めて、地域ではぐくむ
- (教員の健康と労働)北海道教委の「服務実態調査」
このジャンルの注目ヘッドライン(教師力をあげるために)学校現場にも生かせる クレームを次に生かすコンサル手法(教員の健康と労働)北海道教委の「服務実態調査」は現場の疲弊を招くおそれ(理想の学校を求めて)過疎の地で進む「学びあい」という形の小中連携(地域ではぐくむ)福岡・草ヶ江小学校区にご当地ヒーロー 校区の環境改善に活躍期待など。
- (継続トピックス)防災教育、東日本大震災
- (東日本大震災)福島の5歳から9歳「肥満率全国1」
このジャンルの注目ヘッドライン(防災教育)津波対策 水際からの学校の移転の代わりに失われるもの(東日本大震災)運動不足やストレスが原因か 福島の5歳から9歳「肥満率全国1」など。
- (継続トピックス)学習指導の取り組み、NIE・メディアリテラシー
- (NIE・メディアリテラシー)全国高校先進NIE活用事例
このジャンルの注目ヘッドライン(学習指導の取り組み)中学校で裁縫必修化 「短時間で作品」に企業協力の動き(NIE・メディアリテラシー)身近な話題、古典から現代・・・全国高校先進NIE活用事例など。
- (継続トピックス)子どもの身体を守る、子どもの心をはぐくむ、いじめ・自殺・不登校を防ぐ
- (子どもの心をはぐくむ)漫画家・中沢啓治さんが死去
このジャンルの注目ヘッドライン(子どもの身体を守る)最新の科学で読み解く「やる気脳」のしくみ(子どもの心をはぐくむ)原爆投下と戦争の責任を問い続けた漫画家・中沢啓治さんが死去(いじめ・自殺・不登校を防ぐ)初対面の人と取材重ねて編集 引きこもりの若者の社会復帰を目指す「勇気の一冊」NPOなでしこの会が作成など。
- (継続トピックス)キャリア教育、人生と教育、親子関係、大学と教育、教育行政、世界の教育、教育のいま
- (教育行政)高校の必修科目「情報」4割が未履修の疑い
このジャンルの注目ヘッドライン(キャリア教育)進学実績のある千葉県立高が始めた、学校・OB一体となった学校運営(人生と教育)美術館の人気支える「引っ越し興業」に本来機能の低下を恐れる声(親子関係)「マニュアルだけでなくどう応用するか」怒らない子育て法を自治体が講座(大学と教育)クオーター制導入も可 文科省が大学の授業スタイルの多様化認める方針(教育行政)高校の必修科目「情報」4割が未履修の疑い 東京農工大らの調査で明らかに(世界の教育)留学を疑似体験 韓国各地にある「英語村」(教育のいま)みずほ銀 教育ローン最低水準の2.975%など。教育版ご講読のお客様に、期間限定キャンペーンを実施中!など。