医療のコミュニケーションが今号巻頭特集のテーマ。患者側には、適切な医療や安心感などを受けるメリット、医師・病院側にも医療ミスを避ける、ブランド力をあげるなどのメリットがあります。医療界にも必要性が増してきたコミュニケーションの取り方、先進事例などの記事を紹介します。今号のピックアップは「お金の負担、心の負担」「データとつきあう」など。
- 特集概要
- 対話と共感 患者との幸福な関係
▼お互いの積極的コミュニケーションを説く「幸せな医療の考え方 医育」宮崎日日・連載▼患者と医師の間を取り持つ医療メディエーター 静岡県で養成▼意思疎通力が生み出す「神様のカルテ」濱田稔・宮崎医療センター医師▼医師とともに病気に向き合う 患者力トレーニングなど。
- 今号のピックアップ
- お金の負担、心の負担
新出生前診断ダウン症診断精度99% 新型出生前診断の是非を考えますお金の負担、心の負担難病助成枠疾患300超に拡大への期待と不安、高額医療費負担、がん患者などの心の病気などについて考えます医師臨床研修マッチング地方や病院によって格差も指摘される医師臨床研修マッチング制度についてデータとつきあう全がん協が公表した「がん5年生存率」の功罪と数字との向き合い方について考えます。
- 継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (医療従事者)勤務医半数が健康不安
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)勤務医半数が健康不安 過酷な長時間勤務実態(養成・研修)医療と音楽の知識必要 音楽療法医療現場浸透のカギ(技術・療法)糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞抑制効果 山形大チーム発見など。
- 継続トピックス:病院運営、地域医療を支える、在宅医療、連携・ネットワーク
- (連携・ネットワーク)ビックデータで医療の質向上へ
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)医療×芸術 滋賀医大と成安造形大が連携(地域医療を支える)原発事故の南相馬市で進むIT活用の遠隔診療(在宅医療)生活制約、経済的負担も大きい神経難病 実態訴えるファーラムが札幌で(連携・ネットワーク)ビックデータで医療の質向上へ「ITが導く医の進化論」連載記事など。
- 継続トピックス:患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア
- (ターミナルケア・緩和ケア)救命救急センターの6割で延命治療せず
このジャンルの注目ヘッドライン(患者・家族支援)「第2の患者」の声も がん患者の家族 辛さを口に出せぬ、心の痛み(移植医療)心臓移植の上限64歳に 厚労省が方針(ターミナルケア・緩和ケア)救命救急センターの6割で延命治療せず「過剰な医療は不要」の考え広がるなど。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政・人事
- (医薬品)認知症患者 薬の整理で劇的改善も
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)薬の整理で劇的改善も 認知症患者の服薬に正しい理解を(医療行政・人事)生活保護受給者に群がる医療機関 モラルハザードの声もなど。
- 継続トピックス:医療安全、医薬品・技術の安全、災害に備える
- (医療安全)臨床工学技士不足が医療ミスの一因
このジャンルの注目ヘッドライン(医療安全)臨床工学技士不足が医療ミスの一因 「いない」中規模病院で6割(医薬品・技術の安全)脳炎ワクチン接種 相次ぐ子どもの死との因果関係依然不明なまま(災害に備える)歯科医による身元確認 鑑定力強化へ 厚労省方針など。