2017年4月から本格的に始まった「介護予防・日常生活支援総合事業」(新総合事業)。要介護者に対する一律的なサービスから、地域の特性や多様なサービスを生むことが期待されていますが、担い手不足などの問題から、地域格差も心配されています。新総合事業の期待と課題を特集しました。今号のピックアップトピックスは「地域に開かれた施設へ」「空き家対策を」など。
- 特集概要
- 新総合事業~私もなれる地域の担い手~
▼軽度の要介護者は市町村で 受けての自治体の反応は?
▼地域格差の指摘も独自のサービスで利点も
▼高齢者が介護ボランティア 体力回復や費用削減効果に期待
など。
全国85紙の新聞記事から福祉の「今」を読み解く!
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- 今号のピックアップトピックス
- 孤立しない、させない
孤立しない、させない
閉鎖的を防ぐ 一人でも元気で
心に寄り添う排せつケア
される側の尊厳にたった排泄ケアのあり方
高齢者の投票の壁
高齢化・要介護者の増加で増える「投票難民」
特殊詐欺被害を防ぐ
毎日連載「特殊詐欺 闇からの誘い」収録
- 継続トピックス:健康と医療、高齢者の安全、認知症、高齢者の人権
- (認知症)認知症研究最前線
このジャンルの注目ヘッドライン
(健康と医療)孫の「発見力」で脳卒中サイン見落とさない
(高齢者の安全)熊本免許センター看護師 高齢者免許返納まで
(認知症)認知症研究最前線 国際会議が京都で
(高齢者の人権)高齢者施設の虐待 過去最高の408件
など。
- 社会保障と行政、介護予防、介護サービス、ターミナルケア
- (介護サービス)サ高住に女子大生
このジャンルの注目ヘッドライン
(社会保障と行政)介護保険費 15年で3倍の10.4兆円
(介護予防)「ゆるスポーツ」介護予防やリハビリにも
(介護サービス)サ高住に女子大生 ボランティア参加で家賃無料 北九州
(ターミナルケア)終末期の肺炎 緩和ケアも選択肢
など。
- 継続トピックス:介護従事者、家族介護者、地域で支える、福祉機器
- (家族)ダブルケア経験者の3割が離職
このジャンルの注目ヘッドライン
(介護従事者)青森県立保健大 社会福祉士合格率84%の驚異
(家族)ダブルケア経験者の3割が離職 ソニー生命調べ
(地域で支える)生活情報をテレビで 会津若松市 地方創生事業
(災害に備える)災害時 住民主導でケア型避難所 岩手・釜石で
(福祉用具・バリアフリー)静岡 介護ロボの導入加速 負担軽減事例も
など。