東日本大震災から5年。被災地の医療体制のいまと、災害医療の課題と展望をご紹介する特集です。被災地で、閉鎖や経営難、人材不足に苦しむ医療機関、若い人材が故郷の医療に臨む姿、災害医療時の応急体制や事業継続などについてご紹介します。今号のピックアップトピックスは「外国人患者の増加」「病院から地域へ」など。
- 特集概要
- 災害医療の今後~東日本大震災から5年~
▼仮設診療所 地域医療支えるも経営は赤字
▼原発避難区域 解除に合わせた3人の医師の挑戦 福島・南相馬市
▼り災軽減や事業継続 医療関係機関 災害の教訓を生かす
など。
- 今号のピックアップトピックス
- 外国人患者の増加
外国人患者の増加
増加する観光客 地域医療機関も対応
病院から地域へ
通所や在宅 患者の安全と健康を守るには?
虐待から守りたい
被虐待児の心とからだのケア 障害児は虐待6人にひとりのデータも
認知症患者を看る
受け入れ拒否の例も 体制整備と知識の習得で受け皿拡充へ
- 継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (医療従事者)「第44回医療功労賞」
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)「第44回医療功労賞」の面々(養成・研修)名市大 献体で高度な手術技術習得(技術・療法)豚の膵島移植で糖尿病血糖値が改善など。
- 継続トピックス:病院運営、連携・ネットワーク、患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア、医療倫理、救急医療
- (医療倫理)ゲノム編集 受精卵適用
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)北大病院 がん遺伝子診断外来を開設(地域医療を支える)広島・三次市、庄原両市 市域を越えた医療連携(連携・ネットワーク)島根・鳥取 医療情報システム統合でも参加伸び悩み(患者・家族支援)低カリウム野菜の普及目指し研究会が発足(移植医療)ドナー同意に弁護士立ち会い 全国的な広がり(医療倫理)ゲノム編集 受精卵適用 基礎研究で容認も 内閣府調査会(救急医療)病院救急車活用 消防出勤減らす目的(精神医療)岡山「まきび病院」24時間全開放の考え方
(予防医療)脂肪肝診断にMRI 横浜市大有効性を確認など。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政・人事
- (医療行政)厚労省 終末医療支援
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)食道がんや花粉症治療 ワクチンの新たな活用法(医療行政)厚労省 終末医療支援 全国200病院でなど。
- 継続トピックス:医療安全、災害に備える
- (災害に備える)福島県健康調査委
このジャンルの注目ヘッドライン(医療安全)群大病院 その後の「経過」(医薬品・技術の安全)子宮頸がん副作用 救済申請5%
(災害に備える)福島県健康調査委 十分な機能を果たせたかなど。