特集は超光速素粒子。「光よりも早い素粒子のニュートリノ発見」と、名古屋大学の国際研究チームが2011年9月に実験結果を発表しました。科学者のアインシュタインの特殊相対性理論では、光よりも早いものは存在しないとしており、世界はこのニュースに大注目。このニュースが本当ならば、科学をどう変えるのかなどを伝えています。本誌は、理科・物理の授業・教材に最適です。
- 特集概要とタイトル抽出
- 「特集:超光速素粒子」 どうなる?アインシュタイン・特殊相対性理論の常識
アインシュタインの特殊相対性理論は、光よりも早いものは存在しないとされています。今回のニュートリノは「光よりもわずかに速い速度で進む」としたもので、専門家は、「現代物理学の基本原理に対する挑戦だ」と驚きを隠せません。一般の興味関心が高まる一方で、専門家は半信半疑。再実験の動きに注目が集まっています。特集記事タイトル一例▽タイムマシンができちゃうの?(10/9・朝日)▽もう一度見たい‼傑作SF映画(10.1朝日)▽未来からメール着信?(10.23・日本経済新聞)▽相対性理論って何?(10.25・毎日)▽膨らむ宇宙の結末は(10.31・朝日)など超光速素粒子に関する13本の新聞記事を特集として集めました。
- 科学と環境版ジャンル:自然=地球環境・異常気象など
- タイ洪水の不思議や今年二度目のラニーニャ
◎タイの洪水。テレビを見ていて「晴れているっぽいのになぜ?」◎地球温暖化の影響とも伝えられるラニーニャが今年2度も起きているなど、自然現象の中で、地球環境や異常気象などを考える記事が多数掲載されています。
- 科学と環境版ジャンル:生物=水の動物、ヒトと生物など
- 「うまみ」を感じないイルカ、家族の一員イヌの不思議
◎イルカは食するとき、鯵などのえさの「うまみ」を感じていない、その訳は・・・◎群れの中でもお互いを見極め「夫婦」のように絆を守るいたいけな魚を紹介した「水の生物」コーナー。◎家族のように寄り添い、人の気持ちの理解できるイヌの不思議や大型野生動物の密猟が続くジンバブエ生き物の不思議を追った記事が多数掲載されています。
- 科学と環境版ジャンル:地球=地震、宇宙など
- 東日本大震災以降の地震活動状況は今後どうなる?
◎地震大国日本で改めてエリア別に地震が起きる確率を見直し◎東日本大震災以降、周辺地域で活断層が活発に動いているなど、私たちの地球の科学に関する記事が多数掲載されています。
- 科学と環境版ジャンル:エネルギー=原子力など
- 原発事故、新技術続々導入の不確実な廃炉への道
◎廃炉が決まった東京電力福島第一原発。実は、世界初の技術を続々導入の困難度◎原発事故から海へ流れ出た汚染水、我々の想像以上の海域を汚染・・・・事故後、報道陣に初めて公開された東京電力福島第一原発の凄惨な現場とは・・・「エネルギー」では、原発事故に関する記事を多数掲載しています。
- 科学と環境版ジャンル:情報=コンピュータ―など
- 画面、触れずに操作の新技術など、コンピュータ技術の進歩
◎画面にタッチ、「タップ」で次のアプリケーションへ。私たちに新感覚をもたらしたスマホに早くも「触れずに操作」の新技術・・・・◎大規模データの高速処理を行う世界のスーパーコンピュータ―、計算速度は世界一。世界に勝ち続けるには「やはり2位じゃだめ」・・・日進月歩のコンピューター技術に関する記事が掲載されています。
- 科学と環境版ジャンル:ライフサイエンス=ヒトの歴史、ヒトなど
- 歯から読み解く日本人のルーツ、がん細胞の取り残しに効果期待のスプレー発光
◎狩猟を得意とした縄文人や農耕文化を営んできた弥生人。ふたつの異なる民族文化をルーツに持つ我々日本人のルーツを、「歯」から読み解く・・・◎がん細胞を肉眼でもはっきりとわかるようにするスプレーは、手術の取り残し防止に期待・・・・など、私たち人間のからだの仕組みや起源に迫った記事などを紹介しています。
- 科学と環境版ジャンル:教育=理科など
- 理科に子どもが興味・関心を。教育現場に広がるプロの支援
◎ものづくりのアイデアや楽しさを、日本最高クラスの頭脳と、メーカーが支援、若者の自己表現高める機会に・・・◎発光ダイオードを使い、小学校で植物栽培、理科・食育の教材にどう?・・・科学の視点を教育にどう生かすか、現場取材を中心とした記事を紹介しています。