西アフリカで感染拡大が広がるエボラ出血熱。感染者の致死率も高く、治療や感染拡大防止に努める医療従事者のなかでも脅威が広がっています。アメリカなど先進国でも現地から帰国した医療スタッフの感染を確認。日本でも空港など出入国機関で水際対策が強化されています。特集では医療スタッフの声、検疫などの水際対策、効果的な治療法模索の観点で関連記事を収録しました。ピックアップトピックスは「有床診療所火災から1年」「外国人患者に安心を」など。
- 特集概要
- エボラ出血熱~流行拡大を防ぐには~
▼アメリカで医師の感染確認 医療機関内でも拡大防止策不備の訴え▼水際対策 発生時の関係機関との連携体制は?▼患者同意で未承認薬使用を承認 厚労省方針
- 今号のピックアップトピックス
- 有床診療所火災から1年
有床診療所火災から1年福岡・有床診療所火災事故から1年 かさむコスト 進まぬ防災外国人患者に安心を外国人にやさしい医療機関目指して 医療通訳者、宗教対応など細かく災害関連死を防ぐ明確な基準はなし 神戸新聞連載「震災20年 次代へ 絶たれた命 関連死を追う」ついのすみか安心と共感 終末期迎えた人たちの共同生活「ホームホスピス」
- 継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (医療従事者)災害看護、終末期医療分野で「現場主義」黒田裕子さんを悼む
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)災害看護、終末期医療分野で「現場主義」黒田裕子さんを悼む(養成・研修)再生医療実用段階に向け人材育成のための支援団体を設立(技術・療法)腹腔鏡手術「単孔式」にロボット工学技術 信州大繊維学部など開発など。
- 継続トピックス:病院運営、地域医療を支える、連携・ネットワーク、患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア、医療倫理
- (ターミナルケア・緩和ケア)在宅看取りを支える滋賀・米原市の取り組み
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)開所70年 駿河療養所 緩和ケア受け入れで近隣医療機関連携へ(地域医療を支える)お産難民の現状訴えた記者本人が妊婦 7年後のいまはどうなった?(連携・ネットワーク)栄養管理や運動など多岐 糖尿病患者支援に専門関係機関が連携 北海道で(患者・家族支援)上智大グリーフケア研究所が広島土砂災害の悲しみに向き合う(移植医療)熊本日日記者体験記「腎移植から5年」連載記事(ターミナルケア・緩和ケア)在宅看取りを支える滋賀・米原市の取り組み(医療倫理)貧困生活から脱却 インドでの代理母と倫理問題など。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政・人事
- (医薬品)西洋医学との併用進む漢方
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)西洋医学との併用進む漢方 広がり世界各地で(医療行政・人事)後期高齢者医療制度 保険料負担軽減策 段階的に廃止 厚労省案など。
- 継続トピックス:医療安全、医薬品・技術の安全、災害に備える
- (医薬品・技術の安全)薬添付の説明書読でいますか?
このジャンルの注目ヘッドライン(医療安全)医療従事者への危険 抗がん剤からの被ばく問題を考える(医薬品・技術の安全)薬添付の説明書読でいますか?改めて感じた慎重服用の重要さ(災害に備える)記者も参加 災害医療の現場シミュレーションのリアルさなど。