火山、地震、局地的豪雨など、自然災害の予知に関する特集です。戦後最悪の火山噴火被害となった御嶽山噴火は、噴火予知の難しさを新ためて露呈しました。災害が起きる度に予知は十分だったかが検証される社会。実態は、研究者育成の難しさ、研究設備の不備、「空振り」への批判など、科学者を取り巻く環境が必ずしも十分でないことも分かってきました。ピックアップトピックスは「2014年ノーベル賞」「2014年イグ・ノーベル賞」など。
- 特集概要
- 自然災害に挑む~命を守る予知研究~
▼予知求める声の高さに比べて脆弱な科学者を取り巻く環境▼誤報回避へ 精度高める緊急地震速報▼豪雨、土石流、台風 予知技術のいまなど。全国85紙の新聞記事から科学の「今」を読み解く!科学と環境版に関心のある方はこちらもお薦めです。
- 今号のピックアップトピックス
- 2014年ノーベル賞
2014年ノーベル賞青色発光ダイオードで日本人3人受賞 その精神と経歴2014年イグ・ノーベル賞笑える科学 「バナナは滑る」で受賞の日本人原子力のこれから人と技術に着目 「原子力再興」産経連載記事種の保存1日100種の生物が絶滅 種の保存と再生
- 継続トピックス:自然、生物、宇宙
- (宇宙)小惑星 地球をかすめていた!
このジャンルの注目ヘッドライン(自然)温暖化対策の切り札か 二酸化炭素を地層に閉じ込めるCCS 技術とは?(生物)移動制限でゾウを密猟者から守るのはミツバチの羽音(宇宙)小惑星 地球をかすめていた!今後の被害未然防止のカギは国際協調など。
- 継続トピックス:原子力、エネルギー、宇宙開発、技術、科学者
- (技術)折り紙技術に注目
このジャンルの注目ヘッドライン(原子力)日本学術会議が警鐘 「核のゴミ処理未解決のまま再稼働は無責任」(エネルギー)再生エネルギー 偏重 太陽光発電に変わるのは地熱発電(宇宙開発)アジア初の火星探査機 成功したのはインド(技術)医療、宇宙、建築など用途は多様 理論上はどんな形でも作れる折り紙技術に注目(科学者)「やっかいもの」カメムシを研究 長島聖大伊丹市昆虫館学芸研究員など。
- 継続トピックス:ライフサイエンス、数学、科学で遊ぼう
- (数学)和算の奥深さ
このジャンルの注目ヘッドライン(ライフサイエンス)人工生命の研究を広げる ES・iPS細胞(数学)江戸時代に隆盛 和算の奥深さ、美しさに世界が注目(科学で遊ぼう)レモンなどの酸 生活にもお役立ちなど。