裁判員制度開始から5年が経過し、ここまで約5万人の人が参加しています。民意が反映されやすい、審理がわかりやすいなどのメリットがある反面、裁判員の心の負担や辞退者増加など広く開かれた制度には依然課題を残しています。5年の成果、課題に関しての記事、取調室可視化に関する記事などを特集として収録しました。ピックアップトピックスは「日本人と核」「働き手不足」など。
- 特集概要
- 市民が裁く~裁判員制度5年~
▼5年で約5万人が審理に参加 最高裁アンケートから何が見える?▼対象拡大で「市民に身近な犯罪も審理を」の声▼冷静な判断本当にできる?残虐性ある事件などで裁判員に心理的負担増
- 今号のピックアップトピックス
- 日本人と核
日本人と核唯一の被爆国・日本の責任 今世界に伝えなければならないこと働き手不足生産年齢8000万人割れ、若年女性2040年に半減 衰退と消滅が現実の世界になる公益法人改革移行断念も15000法人 生き残りへ変革必須の公益法人真実を知りたい美味しんぼ「鼻血」表現に地元・国の反応は?林業が熱い若手の新規就業者が増加 高層建築論も出た林業再生への道ハンセン病を知る語り継ぎたいハンセン病 差別と闘ってきた歴史
- 継続トピックス:国際、政治、憲法・司法
- (政治)集団的自衛権 在京6紙の賛否を比較
このジャンルの注目ヘッドライン(国際)本土復帰42年 地域に根付くアイデンティティを探す沖縄(政治)集団的自衛権 在京6紙の賛否を比較(憲法・司法)死刑執行廃止論 世界的な流れは?など。
- 継続トピックス:経済、資源、予算・税金、産業
- (経済)日本型経済モデルに変化
このジャンルの注目ヘッドライン(経済)「海外で稼ぐ」日本型経済モデルに変化(資源)大飯原発再稼働差し止め裁判と判決の基準(予算・税金)配偶者控除見直し、上がる相続税 遠まわしに迫る増税(産業)1円超のコストがかかる?最小単位硬貨 1円玉の運命など。
- 継続トピックス:現代生活、発掘・発見、地理・文化
- (現代生活)パート労働法改正
このジャンルの注目ヘッドライン(現代生活)パート労働法改正 待遇改善は図られるか(発掘・発見)弥生期のものか 奈良・大淀町の民家から謎のリング発見(地理・文化)観光地化で秘境の雰囲気を失い評価を落とす徳島・祖谷のかずら橋など。