公害の原点とされる水俣病。1956年、口がきけない、歩くこともできない水俣病の発覚から57年後、水銀の使用を国際的に規制する「水銀に関する水俣条約」が10月10日、熊本市で開かれ外交会議で採択されました。水銀はいまもなお、電池、体温計など我々の身近に存在しています。その管理法、活用法をどうあるべきか、いまもなお世界に広がる水銀による健康被害の実態など、水銀の使用に世界はどう向き合うべきか考えます。
ピックアップトピックスは「ミャンマーの今」「派遣という働き方」など。
- 特集概要
- 水銀使用規制~悲劇を繰り返さないために~
▼水銀汚染の実態と条約の意義を考える 読売「伝えたいミナマタから 水銀条約会議」連載▼公害被害の国・日本が水銀輸出 世界から向けられる批判▼条約後激変する流通 保管方法の確立が課題▼汚染後20年 漁再開 水俣の海に誇り持ち続ける漁師など。
- 今号のピックアップトピックス
- 裁判員として
災害への備え今年も頻発した大雨被害 地震だけでない災害への備え裁判員として福井新聞記者の裁判員体験「私は『5番さん』」連載ミャンマーの今停戦、民主化といううねりの中で、アジア最後のフロンティアとして期待のかかるミャンマー派遣という働き方EUでは、均等待遇が義務化 世界の派遣制度紹介記事などノーベル賞化学兵器禁止機関(OPCW)にノーベル平和賞など 今年のノーベル賞を総括社会科学習歴史や憲法、やさしく、楽しく学ぶ 新しい社会科学習法
- 継続トピックス:国際、政治、憲法・司法
- (政治)日露が接近するわけ
このジャンルの注目ヘッドライン(国際)日本初参加 最多125か国が参加 核不使用国連声明(政治)中国警戒は共通 領土、防衛など課題を残す日露が接近するわけ(憲法・司法)岡山の国立ハンセン療養所 苦境の歴史から、世界遺産登録を目指すまでなど。
- 継続トピックス:経済、資源、予算・税金、産業
- (予算・税金)自治体間競争過熱 ふるさと納税特典
このジャンルの注目ヘッドライン(経済)ドラマさながら みずほ銀不正融資でリアルにクローズアップされた、金融庁検査の仕組み(資源)石油危機から40年 いまもなお、エネルギーに悩まれる日本の現実(予算・税金)自治体間競争過熱 ふるさと納税特典に総務省が自制要請(産業)新聞週間 新聞社が唱える新聞の役割など。
- 継続トピックス:現代生活、発掘・発見、地理・文化
- (現代生活)労働基準監督署のお仕事
このジャンルの注目ヘッドライン(現代生活)ブラック企業監視で注目大 労働基準監督署のお仕事(発掘・発見)日本犬の祖先か 7000年前の犬骨 佐賀から発見(地理・文化)格差是正喫緊の課題 中国騒乱の陰にあるものなど。