在宅か病院か、または延命か決断か。その人らしい終末期の迎え方が議論が盛んになってきました。大切なのは、本人・家族の意思、または病院・医師とのコミュニケーションや医療側の説明責任など。死をタブー視しない、最期の決め方の特集をしました。ピックアップトピックスは「有床診療所火災」、「医学部新設への動き」など。
- 特集概要
- 最期の決め方~揺れる終末期~
▼延命治療8割が望まず 読売世論調査▼医師や家族との相談不足に課題 延命治療との関係をどう考える?▼「医者に殺されない47の心得」への反響▼患者の利益より関係者の利益 デバイス入り込まないかとの問題提起など。全国85紙の新聞記事から医療の「今」を読み解く!読み比べシリーズ新刊
- 今号のピックアップトピックス
- 有床診療所火災
有床診療所火災10人死亡 福岡・有床診療所火災の波紋 経営難、脆弱防火設備などの課題浮彫に医学部新設への動き復興の担い手に 東北に医学新設方針 医師偏在にも効果を発揮するか向精神薬の被害投薬で症状悪化の事例も 厚労省が投与に慎重求める方針子どもへの告知本人のがん、親のがん・・・子どもの心の負担にどう応えるか
- 継続トピックス:継続トピックス:医療従事者、養成・研修、技術・療法
- (技術・療法)灌流脳死移植に岡山大病院が国内初成功
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)働きやすい職場へ環境整備積極的 急増 愛媛大医学部女性を支えるもの(養成・研修)看護師の医療行為で医師の負担軽減効果など 別府市で看護学会シンポ(技術・療法)ドナー肺 灌流脳死移植に岡山大病院が国内初成功など。
- 継続トピックス:病院運営、地域医療を支える、患者・家族支援、移植医療、ターミナルケア・緩和ケア、医療倫理、救急医療
- (医療倫理)「デザイナーベビー」に科学者から批判
このジャンルの注目ヘッドライン(病院運営)育児の不安、虐待問題を支援 兵庫県立塚口病院が親子向け看護外来を開設(地域医療を支える)看護師が市街地に「保健カフェ」開設 高齢者の閉じこもり防止にも効果(患者・家族支援)遺族の死への悲しみに向き合う 読売「悲しみに寄り添う」連載収録(移植医療)脳死肺移植の新ルール決定 体外回復技術と合わせ、さらに移植促進の道(ターミナルケア・緩和ケア)在宅の自然死 検死なしで在宅医療への安心感向上(医療倫理)まるでSFの世界 米で認可「デザイナーベビー」に科学者から批判(救急医療)出動要請のキーワード定着で44%増 長野県ドクターヘリ活用など。
- 継続トピックス:医薬品、医療行政・人事
- (医薬品)降圧剤バルサルタン論文不正事件
このジャンルの注目ヘッドライン(医薬品)降圧剤バルサルタン論文不正事件 「データそろいすぎ 研究者は統計学勉強を」と京大病院医師(医療行政・人事)患者同意の前提なし 全病院対象・がん情報提供義務化へなど。
- 継続トピックス:医療ニュース、海外の話題、医療安全、医薬品・技術の安全、災害に備える
- (災害に備える)災害医療のリアル訓練
このジャンルの注目ヘッドライン(医療ニュース)法の抜け道 患者紹介ビジネス 厚労省が規制方針(海外の話題)日本の保険制度との違いは? オバマケアの基礎知識(医療安全)医師の結核発覚 病院・医師の対応に問題はなかったか?(医薬品・技術の安全)ヤフーが期限切れ薬を格安販売 厚労省が規制へ(災害に備える)熊本の医療機関 災害医療のリアル訓練 特殊メークなどで演出など。