特集は「国土の捉え方」。尖閣諸島、北方領土、竹島・・・いま日本人は近年ないほど領土問題に悩まされています。島国・日本をとりまくのは中国、ロシア、韓国など。北方領土問題ではロシアのプーチン大統領が2島返還に言及、これに「歓迎」「信用するな」と各紙の論調が分かれました。国土・領土といった日本の安全保障の基幹となる問題をぜひ読み比べてください。注目記事は「核廃絶活動に温度差」「復興庁が発足」など。
- 特集概要とタイトル抽出
- 国土の捉え方
北方領土、尖閣諸島、竹島など日本の領土問題に関する国内・海外の世論や政治動向、これに日本を取り巻く諸外国の海軍拠点が着々と増強を行うことを伝える記事・・・。他方、政府が日本の排他的経済水域(EEZ)の機転で名称のなかった39離島の名称を内定、政府の姿勢の変化を伝える記事も。13本の関連記事を収録しました。タイトル一例▽2島返還以上の譲歩困難(3.3・京都)▽[主張]ロシアに甘い幻想は禁物(2.8・産経)▽竹島本籍の日本人急増(2.15・山陰中央新報)▽海軍拠点 着々と増強(1.13・読売)
- 社会版ジャンル:総集メモ(計8本)=ひと(4)統計・調査(4)
- 日本の「国富」が下がり続けています
このジャンルの注目ヘッドライン◎ドイツ大統領に就任するヨアヒム・ガウク氏の人物評◎円高で対外純資産が減少など、日本の「国富」が下がり続けています。◎男性328,300円と横ばい、231,900円の女性は上昇。日本人の月額平均賃金のデータを掲載しました。
- 社会版ジャンル:国際平和(計15本)=核(7)戦後処理(8)
- 河村市長の「南京発言」に、国内世論が分かれています
このジャンルの注目ヘッドライン◎イランがウラン濃縮の拡大を発表、米国・イスラエルは宣伝・誇張と冷静な構えを見せています。◎原爆症集団訴訟9年。完全救済の難しさが指摘されています。◎名古屋・河村市長の「南京発言」に、「騒ぎ過ぎ」「なぜいま?」と国内世論が分かれています。
- 社会版ジャンル:政治(計22本)=政治体制(7)国会・議会(1)選挙(2)行政(6)外交(6)
- 中国・習近平国家副主席が米国訪問、オバマ大統領と会談しました
このジャンルの注目ヘッドライン◎国連総会がシリアに非難決議を採択、安全保障理事会ではロシア・中国が拒否権を行使しました。◎次期最高指導者と目される中国・習近平国家副主席が米国訪問、オバマ大統領と会談しました。◎「一票の格差」違法状態が放置されています。
- 社会版ジャンル:法律(計8本)=憲法(3)司法制度(4)
- 司法と捜査の在り方の見直しが迫られています
このジャンルの注目ヘッドライン◎「天皇は元首」「非常時の首相権限を強化」自民党の憲法改正原案が示されました。◎光市・母子殺害事件が、未成年者に対する死刑判断やジャーナリズムの難しさを投げかけています。◎専門家より市民感覚が優先で最高裁が再逆転判決。司法と捜査の在り方の見直しが迫られています。
- 社会版ジャンル:経済(計15本)=経済政策(4)景気(2)資源(5)企業(4)
- 日銀がインフレ目標を設定しました
このジャンルの注目ヘッドライン◎ヨーロッパ金融危機に「ユーロ解体」がささやかれています。◎消費者物価の前年比1%増目指す・・・日銀がインフレ目標を設定しました。◎電力不足の懸念に、企業が海外への生産移転や自家発電を加速させています。
- 社会版ジャンル:財政(計6本)=財政政策(2)予算・決算(2)租税(2)
- 増税論議が先行しています
このジャンルの注目ヘッドライン◎税と社会保障の一体改革だったはず・・・増税論議が先行しています。◎借金返済より防災優先 自治体の防災事業予算が拡大しています。◎お金持ち優遇のスイスに、市民から「不平等」の声が出ています。
- 社会版ジャンル:歴史(計6本)=古代(4)近世(2)
- 大阪・堂島で、金融の仕組みを示す資料が発見されました
このジャンルの注目ヘッドライン ◎ひたちなか市で、正倉院宝物に似た刀が発見されました。◎奈良・纏向遺跡から新たな「溝」を発見、「卑弥呼の宮殿」説が高まっています。◎世界初の先物市場 大阪・堂島で、金融の仕組みを示す資料が発見されました。