憲法施行66年。96条の改正案が浮上し、近年にない憲法論議が盛んです。憲法とは最高法規であり、改正手続きも容易ではありませんが、96条はこれを簡易化の方向に導くもの。改正に各紙とも論陣を張り、互いの違いを浮き立たせています。現在の憲法の問題はなにか、変えるべきか否か。憲法の在り方について各紙の報道、社説から考えます。ピックアップトピックスは「人口減少社会」「円安と物価」など。
- 特集概要
- 憲法記念日~憲法のあり方について考える~
▼普通の法律とどこが違う?憲法の重さを考える▼朝日の論陣「なぜいま改憲?」「変えていいこと、ならぬこと」▼96条、毎日反対、読売は「緩和を」議論の核心はやっぱり9条▼起草に携わった元GHQスタッフの講演に耳を傾けてみると・・・など。全国85紙読み比べ 社会の「今」を読み解きます!
- 今号のピックアップトピックス
- 人口減社会
ネット選挙解禁若者の政治参画促すツール、ビッグデータで政情分析ピタリ、警視庁はサイバー班投入など ネット選挙の光と影人口減社会日本、15歳未満人口 2050年には総人口の9.7% 1950年は35.4% 人口減社会の結末は?世界遺産登録へ各自治体が力をいれる世界遺産登録 一体どんな効果をもたらすの?円安と物価輸出産業復活も、身の回り品は値上げ 円「いくらがいいの」論議水俣病最高裁が認定 患者救済に道は拓けるかマイナンバー法案手続き簡略化のメリットも、個人情報の管理は大丈夫か 土壇場で議論の薄かったマイナンバー法案成立へ
- 継続トピックス:国際、政治、憲法・司法
- (政治)北方領土「面積等分」発言
このジャンルの注目ヘッドライン(国際)米に配慮 NPT準備委で日本、核の不使用に署名せず(政治)ロシア・プーチン 北方領土「面積等分」発言をどう読むか(憲法・司法)大阪地検特捜部証拠改ざん事件を契機 「変わる刑事司法」(朝日・連載)捜査手法今後の展開を読むなど。
- 継続トピックス:経済、資源、予算・税金、産業
- (経済)日銀の自信と市民感覚の違い
このジャンルの注目ヘッドライン(経済)実体経済への波及どこまで 日銀の自信と市民感覚の違い(資源)資源提供確保で中南米に接近 日本からはインフラ支援で貢献(予算・税金)「国をあげて安売り禁止おかしい」消費税転嫁法案のセール禁止に、小売り業者が反発(産業)TPP交渉これから本格化 多国間交渉は前途多難かなど。
- 継続トピックス:現代生活、発掘・発見、地理・文化
- (現代生活)「5年」を前に雇止め増加の懸念
このジャンルの注目ヘッドライン(現代生活)改正労働契約法施行 「5年」を前に雇止め増加の懸念(発掘・発見)正倉院琵琶は「楽器」雅楽研究家・内部構造X線で確認(地理・文化)60年ぶりに重なる遷宮 出雲・伊勢それぞれの流儀を学ぶなど。全国85紙読み比べ 社会の「今」を読み解きます!