今後のテーマは「医療人材の働きやすい職場」。人材不足を背景に、医療人材の過酷な勤務実態が問題となっており、三重県の調査では看護師が5年目までに半数が退職などの問題が顕著化、また医師も宿直明けに通常勤務を強いられるケースが珍しくないなど、医療人材の「働きやすい職場」の確保は、医療の質の向上、患者・家族とのコミュニケーション、ケアにも直結する問題となっています。注目記事は「本人望まぬ延命医療なぜ」「『第2の意見』私は聞いた」など。
- 特集概要
- 働きやすい職場
特集記事からのピックアップ▼三重県の医療機関 看護師5年目までに半数が退職▼勤務医の過酷労働 宿直明けに通常労働86%▼大分大医学部学生アンケート 外科医イメージ「きつくて危険」▼院内保育所相次ぐ開設 医師や看護師の子育てを応援など。
- 今号の注目記事
- (患者関連)「第2の意見」私は聞いた
(医療従事者)感染症 専門家育て新型ウイルスなどリスク高まる感染症 専門家を育てる久留米大院看護師過程を取材(医療倫理)本人望まぬ延命医療なぜ本人が望まぬ延命医療がなぜ行われるのか 原因や背景を探ります(患者関連)「第2の意見」私は聞いた重要な治療の際に必要とされる「セカンドオピニオン」活用の方法を実際の体験談から(医療安全一般)東大病院の防災訓練紹介住民・地域との連携を重視する東大病院の防災訓練をバリ国際会議で発表
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療総合(医療従事者)
- (医療従事者)阪大名誉教授から地方勤務医への転身
このジャンルの注目ヘッドライン(医療従事者)継続して被災地の医療再建に臨む国立国際医療研究センター(NCGM)(医療従事者)地域医療人材確保の決め手となるか 「地域枠」支援者側の思惑(医療従事者)阪大名誉教授から転身 島根県江津市の勤務医となった78歳ウィルス学の権威・粟村敬医師の心意気
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療総合(医療技術)
- (医療技術)側面からも腫瘍発見 内視鏡支援ロボット
このジャンルの注目ヘッドライン(医療技術)重粒子線がん 新治療装置を放射線医学総合研究所が開発(医療技術)側面からも腫瘍発見 内視鏡支援ロボット九州大教授が開発(医療技術)北陸で進む電子カルテ 5病院で連携 閲覧を可能になど。
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療総合(医療倫理)
- (医療倫理)青森→岡山900キロ 長距離肝腎同時移植手術
このジャンルの注目ヘッドライン(医療倫理)青森→岡山900キロ 長距離肝腎同時移植手術の成功に陰にあった、大学・県・自衛隊の綿密シミュレーション(医療倫理)法改正後でも進まぬ臓器移植 子どもの脳死判定できる拠点化求める声(医療倫理)臓器提供の意思FaceBook 「いいね」と押していいものかなど。
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療総合(病院関連・患者関連)
- (病院関連)鳥取市立病院・助産師外来1年
このジャンルの注目ヘッドライン(病院関連)鳥取市立病院・助産師外来1年 妊婦とのコミュニケーションで安心出産(病院関連)闘病中の子どもの兄弟を支援 病院が食事会やキャンプなどのこころの支援(患者関連)難病患者の災害手帳の整備を 京都市のNPOが訴えなど。
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療総合(医療費・保険、医療行政、医薬品)
- (医療行政)関連市場は520兆円 日本の医療輸出
このジャンルの注目ヘッドライン(医療費・保険)抑制効かぬ医療費 3.9%増の37.4兆円 2010年度医療費厚労省調査(医療行政)関連市場は520兆円 日本の医療輸出でサービス・機器など一体展開 欧米企業に対抗へ(医薬品)生体リズムに合わせて服薬 「リズムの意識病気の予防にも」と専門家など。
- 医療と安全管理総集版ジャンル=医療安全管理
- (医療安全一般)院内死因の究明 福岡医師会が調査班
(医療安全一般)院内死因の究明 福岡医師会が調査班(医療安全一般)変死体診断Ai(死亡児画像診断)警察で導入広がる(医療安全一般)災害時の医薬品供給体制構築をどう考える 医薬品メーカーも整備に力など。