【ブログ】木曜担当 CS(ま)★装いの話
2022-12-08
針供養をご存じでしょうか。
曲がり、錆びて使えなくなった針を、
豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺し、
供養する行事です。
地域によって、2月8日、または今日12月8日に行われます。
「事始め・事納め」の考え方によるようです。
豆腐などに刺すのは、これまで硬い生地などを刺してきた針に、
最後は柔らかいところで休んでもらいたいという気持ちからだそうです。
針供養から衣服・服装を連想し、探してみました。
「ヤマトタケルも? 異性装の日本史」
朝日新聞(東京)・夕刊 2022年9月13日(火) (74ページ)
古代から現代までの、美術作品でみる「異性装」(異性の装いをすること)
についての展覧会の記事です。
最古の例は、『古事記』にあり、ヤマトタケルが女装し敵の隙をつくというもの。
「性別を越えるとは」、
「自分らしさとは」、
を問いかけられているように思います。
ご覧いただきありがとうございます。
それではまた。