【ブログ】火曜担当 CS(か)
2022-06-21
6月も後半に突入し、いよいよ1年の半分が終わりそうで
コロナ禍においては、例年よりも1年が早いなと感じています。
さて、今回は弊社ホームページにも掲載されていない、
大変貴重な本誌の紹介です。
○『湾岸戦争-新聞報道の記録―』上下巻セット 定価10,000円(税込)
1991年11月15日発行
弊社の中でも大変貴重な『読み比べシリーズ』です。
1990年8月2日イラクによるクウェート侵攻をきっかけに、
多国籍軍が派遣され1991年1月17日に
イラクを空爆して始まったとされる戦争が湾岸戦争と呼ばれています。
この本は、湾岸戦争に関する新聞報道記事を、報道された日ごとに纏め、
終結までの記事を追い、時系列に纏めた年表等を掲載した
非常に貴重な本となっております。
2022年2月24日(木)にロシアがウクライナへ
開始した軍事侵攻よりもうすぐ4ヶ月経とうとしています。
今となっては資料でしか戦争を見たことのない世代も多く、
私を含め遠い昔の、歴史の一つと捉えていた人にとっては
本当に衝撃的な出来事です。
この本誌を発行した発行人は、後書きに
「湾岸戦争から和平への軌跡をたどるため、新聞報道を
克明に収集し、まとめた事は誠に意義深い。
平和の為の保存資料として、多くの方々にご活用いただくことを願っている」
と述べています。
平和とは何か、戦争とは何か…考えさせられる本でもあります。
皆様へ物事を考えるための一助となる本誌を作り続ける
今後もそんな企画会社であり続けたいと思います。
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本誌の表紙。シンプルな文字だからこそ伝わる重厚感に情報の重さを感じる。