【ブログ】土曜担当 発行人(き)★続編:紙か? デジタルか?
2022-05-21
★5.14(土) 【ブログ】 土曜担当 発行人(き)★紙か? デジタルか? の続編です。
「電子化してほしい」
「今どきでない」
「授業で紙はなくなる」
etc…
このような、お言葉をたくさん頂戴するたび、
果たして、ミックは時代に乗っかっていないのか?
と、自問自答しています。
※「ひ・ろ・げ・る」活動 (PR活動) へのご協力をありがとうございます。
✿ご愛読者様のお声をご紹介いたします✿
✿便利に利用していますが下記の問題が解決しない。
①予算が削減されている。
②文献(紙)を利用しなくなっている。(生徒・教員とも)
御社の改革のみでは、困難だと 学校図書館の現場からは感じます。
学校図書館での活用をふやすには、
②の紙の文献を活用した調べ学習(探究活動)をするように、
教員の意識に訴えないと Webにとってかわられると思います。
『健康りてらしぃ』 購読年数31年/学校図書館司書/京都府
なぜ、ミックは、
紙の本なのか?
いえ、果たして、こだわり続けているのか?
『記憶定着 紙が優位』 という見出しで、
電子教科書重視に警鐘を鳴らす、という記事がありました。
※新聞協會報
2021年6月8日(火)付
「学習・教育に効率を求めてはいけない」
by 酒井邦嘉東大院教授
酒井教授の脳活動の研究結果によると、
紙の教科書は、「どの辺りのページに何が載っていたか」
を把握できるため記憶が引き出しやすく、
スクロールして情報をたどるデジタル教科書では、
「画面上の情報に定位置がないため、記憶が残りにくい」
といいます。
そのことを踏まえ、デジタル教科書の在り方を
検討している文部科学省の有識者会議では、
紙とデジタルの良さをどう組み合わせるか、
という視点で、
検討を進める方針を打ち出しました。
デジタル教科書の導入は、教育の質を高めるためであって、
紙かデジタルかといった二者択一の議論に陥ってはならない、とも。
※「ひ・ろ・げ・る」活動 (PR活動) へのご協力をありがとうございます。
✿ご愛読者様のお声をご紹介いたします✿
✿インターネットが台頭しかねない時代であるが、
やはり、活字になって残せる資料は貴重である。
『保育と幼児教育版』 購読年数14年/講師/神奈川県
✿私はネットで記事を見る事は疲れるので、
ほとんどありません。
冊紙は、気になる部分にチェックが出来、
あとからも何度も読みかえせるのでいい。
『医療と安全管理総集版』 購読年数13年/看護師/松原やす子様(66歳)/北海道
『児童 「目がもうダメです」』 という見出しで、
子どもの健康に配慮しながら端末を活用する、という記事がありました。
※読売新聞(大阪)社会面
2022年4月20日(水)
*記事より抜粋。
東京23区内の区立小学校4年生のクラスで昨年5月、
総合学習の授業中、女子児童が
「目がもうダメです」と訴えた。
担任の女性教諭は、2コマ連続で植物について
学習用端末で調べさせていたが、
すぐに使用をやめさせた。
文部科学省の研究事業によると、
デジタルの教科書を使うと「目に疲れを感じる」と答えた児童は
21.8%となり、紙の教科書の14.2%を上回った。
「健康上の心配に加え、
紙で学ぶ方が定着度合いが高い内容もある。
紙とデジタルの良い部分を取り入れなければならない」
と、今後も紙の教科書を維持するという。
by 台湾 教育部幹部(教育省)
紙媒体は、
必要な人には、必要。
必要な人だけに、届けばいい、
のか・・・
紙媒体でチャレンジし続けるミックは、自信をもってお届けします。
とはいえ、葛藤の根は深い・・・
次回、5/28(土) 【ブログ】 土曜担当 発行人(き)★読者に聞く、本誌の保管方法は?
※ぜひ、次回もチェックください。
日本の新聞★★★新しい魅力、提案します。
記憶を記録に、そして、また記憶に♪
Have a Good Saturday!
発行人(き)
-
紙媒体、必要な人には、必要。 -
紙とデジタルの良さを、どう組み合わせるか。