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2009年04月11日

●代打本塁打男・高井保弘

プロ野球も開幕しましたが、代打で思い出す選手がいます。

1970年代、パ・リーグで活躍した阪急ブレーブスの高井保弘です。当時・パ・リーグにあって、阪急ブレーブス、南海ホークス、ロッテオリオンズが3強として覇を争そっていました。それぞれ特徴のあるチームでした、阪急は強力打線、南海は総合力、ロッテは投手力で3つ巴で優勝を争そっていました。阪急は上田利治という大学時代、村山実とバッテリーを組んでいた捕手出身の人でした。大卒後、広島カープに入団し、下積みを長く勤め、コーチとしての才覚を伸ばし、阪急に乞われて名将・西本幸雄の後を継いで監督になると、一気にその才能を開かせました。捕手出身ですから、相手投手のクセや打者のクセを見抜くことにかけては文句なしで、たちまち常勝チームを率いました。その打者の中でも高井保弘は、上田の注文に応える選手でした。レギュラーには向いてないのか、先発出場ではもう一つの成績でしたが、代打となると俄然、実力を発揮しました。1点差や2点差で塁を埋めたとき、高井が出席に入ると、投手は嫌がりました。特に速球派には滅法強く、シーズン代打本塁打記録を保持するほどの打者でした。通算代打本塁打の記録もつくりました。パ・リーグには指名打者というルールができたので、そこでも活躍しましたが、本領は代打による長打力にあったといってもいいでしょう。

代打男―3球にかけた19年 代打男―3球にかけた19年
高井 保弘

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