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2009年08月26日

ネトゲ廃人

くらしアイコン なぜ止められないのか

インターネット上で、
複数の人が同時に参加できるゲーム。

気が合えば一緒に冒険したり。
会話を楽しんだり。
自分たちで物語を創れる楽しさで、
若者を中心に広がっています。

日本では2002年ごろから、
流行し始めたそうです。

月額の基本料金を払えば、
いつまででも遊べることから。
ハマるひとは、
寝ることや食べることさえ止めて、
のめり込んでいます。

不登校や引きこもりなどに至るケース。
問題になっていました。
「ネトゲ廃人」と
言葉にして広まることで、
より一般化したともいえます。

一種の依存症なのでしょうか。
病気として扱う必要があるかも。
無理にゲームから引き離せば、
かえって症状が悪化するおそれも考えられます。

なぜ彼らは止められないのでしょう。

現実世界を離れたい何かがあったのか。
ゲームしかないという執着はどこから来るのか。
答えはあるかもしれませんし、
ないのかもしれません。
ただ、増えていることは問題です。

また最近は小学生も参加していることが
さらなる問題として指摘されています。

本来の自分は現実の自分とは違う、
でも現実は本来の自分を出せない。
本来の自分を出せる場として、
オンラインゲームがあったのでは。

自己表現が現実では不器用な人が
なりやすいのかもしれません。
でもそんな人いっぱいいるはずです。
では廃人になる人とならない人との違いは。

インターネットが普及して、
便利になったくらし。
たくさんの人と人が暮らしていく社会。
問題の背景から何が見えてくるのでしょう。

本を通して考えていきます。

(毎日新聞2009.6.24夕刊)

切抜き速報 社会版』 2009年9号66頁に記事転載

【編集部.О】


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